東京から千葉北西部を通り、茨城・福島・宮城と続く路線。交流区間と直流区間、特急・特別快速・快速・普通とまあ色々走っているせいで、新旧含めると結構な種類の車両が走っている。とりあえず特急型以外メインで撮って見た。

交直両用近郊型電車という用途故に、首都圏の中では代換車両の開発・製造が遅れ長く走っていた国鉄型車両。
特に鋼製車のつくばエクスポにあわせて塗られたベージュにブルーのライン、貫通扉を持つ典型的な国鉄デザイン、小さい頃から見ていたので非常に愛着があり、個人的好きな鉄道車両です。
通勤でもよくお世話になっていたのですが、2007年に上野駅から姿を消してしまいました。

ラストの2枚を撮った直後、上野からの運用を外れたのですが、ほぼ同じタイミングで私自身も当時の仕事先を辞めることになったので、常磐線をしばらく使わなくなりました。なんか感慨深いですハイ。

常磐線の複々線区間を走る車両達。東京メトロ（旧営団地下鉄）の車両も乗り入れてるのでこちらだけでも車種は多い。

茨城の水戸から福島の郡山（また途中で分岐して茨城県常陸太田）を結ぶ典型的非電化ローカル線。
写真を撮った時はキハ110系が走っていたが現在はキハE130系に置き換わっている。

馬橋〜流山間僅か5.7kmを結ぶ関東一短い鉄道。駅数は僅か6。走る車両も2〜3両編成のみ。どれも西武鉄道からの譲渡車だが、編成毎にオリジナルの塗装がされ、愛称がついているのが特徴。 9枚目までは2004年、10枚目以降は2009年撮影。

中野から西船橋を結ぶ地下鉄…なのだが全線の半分が地上だったりする。JR＆東葉高速鉄と相互直通運転を行っているのでやっぱり車種も多い。 一時期通学のお世話になってたのでせっかくだから撮っておいた。やはり今は引退した車両も混じっている。

茨城県石岡〜鉾田の間を走っていた鉄道。2006年の12月、たまたま用事で石岡駅に行ったので、特に考えも無く数枚撮ったのだが… なんとその2週間後廃線が決定したとの新聞記事が。その日は時間も無かったしどうせまた来るだろうと思って大した枚数を撮れなかったのが心残り。 特記ない限り全てその時の石岡駅での写真。

これらの写真を撮った約4ヶ月後、2007年3月31日をもって鹿島鉄道は運行を終えました。
たった1回だけしか撮る機会の無かった鹿島鉄道…これからも小さな私鉄には厳しい時代になりそうです。