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米軍現用機の製式名について

このページは、F-80以降統一された米国軍用機の制式名の意味を管理人がまとめたモノです。
元々自分用に作った表に加筆修正を加えたモノなので、もしかしたら間違い等があるかもしれません。
もし間違い等ありましたら掲示板やメールで指摘していただけると幸いです。

基本的に米軍の制式名は下の図の通り3つに分けて考えられます。
AV−8Bの場合
1・機体用途・性能を表す最初のアルファベット
2・機体ごとの制式番号である数字部分
3・細かい改良・派生型を表す末尾のアルファベット

1・機体用途・性能を表すアルファベット

いろいろ多いので、表にまとめてみました。
表記一例機体種別とコメント
F−15戦闘機…航空機への攻撃を主任務とする。比較的小型で高い機動性を持ち、対空ミサイル、機関砲等を主武装とする。
A−10攻撃機…地上部隊や艦船への攻撃が任務。戦闘機と同じく小型な機体に、対地・対艦ミサイルや爆弾を搭載している。
B−52爆撃機…巨大な機体に巡行ミサイルや大型爆弾を搭載し、都市や基地等の拠点を破壊することを目的としている。しかし、最近は長距離弾道ミサイルにその仕事を取られてしまい、数が減ってきている。
RF−4偵察機…基本的に武装を持たず、カメラ等の機器で地上を偵察することを任務とするが、最近は偵察衛星に仕事を取られてしまい、失業中。
OV−10観測機…その名の通り、観測を行う機体。爆撃や砲撃の戦果を確認することを主任務とするが、偵察機の役割を兼ねる機体もある。
C−5輸送機…大きな機体に陸上部隊や補給物資を搭載して、輸送する機体。軍を影から支える功労者。物質転移装置やどこでもドアでもない限り、彼等の重要性は失われないだろう。
KC−130空中給油機…その名の通り、空中で給油を行う飛行機。この機体の出現により、空軍の活動範囲は飛躍的に高まったと言える。永久機関でも開発しない限り、彼等の重要性は失われないだろう。
E−2電子戦機…高度なレーダーを持ち、偵察や味方航空機の指揮を行う早期警戒機が代表的。その他にも敵のレーダーをかく乱したり、通信を傍受したりする便利な機体。
P−3哨戒機…潜水艦や水上艦艇の発見、撃沈を目的とする大型機。海に囲まれた日本では、特に重用される。
VC−25要人輸送機…エライ人(VIP)が乗る機体。後述のVTOLのVと紛らわしい。
T−2練習機…新人パイロットの教育に使われる機体。すべてのパイロットが一度はお世話になっている筈。
無人機…無線操縦機。わかりやすく言えばラジコン飛行機。偵察や、訓練の標的に使用される。
UF−104雑用機…パシリ…みたいなものだろうか?ちなみに例に上げたUF−104は無人標的機である。
MV−22多用途機…雑用機と意味が似ている。文字通り解釈すれば問題無いと思う。
X−29実験機…新型機体の性能試験機等がこれに当たる。他のアルファベットと組み合わせて使うことが多く、XBならば実験爆撃機の意味。
YF−22試作機…こちらは先行生産機等のことを指すと思うが、Xとの差が今ひとつわかりません。ごめんなさい、勉強不足でした。
AV−8VTOL機(垂直離着陸機)…その名のとおり、垂直離着陸可能な機体を表す。まだ数は少ないが、いろいろと便利そう。
CH−47回転翼機…一般的な言葉で言えば、ヘリコプター。基本的に他のアルファベットと併記する。CHなら輸送ヘリコプター。


組み合わせの一例

○複数の用途を表すタイプ
F/A−18 戦闘攻撃機。戦闘機と攻撃機の任務をこなせる多用途機。これからの主流になると思われる。
OA−10  観測攻撃機という意味になるが、この機体は前線航空統制機という分類になる。実はベースとなったA−10とたいして変わりない。決して、オフィス機器のことではない。

○機体性能と用途を表すタイプ
AV−8   垂直離着陸攻撃機。決してオーディオ機器や成人向けビデオの略ではない。
RAH−68 攻撃偵察ヘリコプター。偵察も攻撃もできる欲張りなヘリ。

○改良前の型番を併記するタイプ
AC−130 ガンシップと呼ばれる大型の攻撃機で、C−130輸送機を攻撃機に転用したのでAC−130。アーマードコアに非ず。

○試作状態を表すタイプ
XB−70  超高速爆撃機の試作型。普通Xは無くなる筈なのだが、途中で開発中止になった為にXがついたままに…。

○特殊な機体
SR−71  超高速偵察機で、SRは戦略偵察を意味するらしい。元々はRS−71という名前だったが、発表する時に間違えたそうな。
VC−25  VTOL輸送機ではなく、エアフォースワンと呼ばれる(正式な愛称ではない)大統領専用機。映画になってたね。

2・機体ごとの制式番号である数字部分

見たまんま、番号である。順番通りにつけているかというと、そうでは無く、F−111の後にF−22が作られていたりする。
この辺りの理由は、私の知識不足の為、たいした説明ができません。一応、ちょっとしたネタを載せておきます。

○ベースとなった民間機の型番をつけるタイプ
ボーイング767型機をベースに製造された早期警戒機はE−767。民間時代の型番をそのまま利用している例である。(注:この機体は米軍機では無く、自衛隊機です)

○派生型
同一の機体をベースにした機種は同じ形式番号をもつことが殆ど。C−130輸送機・KC−130空中給油機・AC−130ガンシップなど。

○「センチュリーシリーズ」
F−104スターファイターや、F−106デルタダート等の100番代を与えられた機体の総称。しかし最近は2桁の機体を開発しているようだ。

3・細かい改良・派生型を表す末尾のアルファベット

初期生産型からアルファベット順につけられる。
エンジン出力の強化、電子機器の改良などの小改良をうけるごとにB・Cと続いていく。
ただし、F−5E→F−20のように大幅な設計変更が行われた場合、新たな形式番号を持つことがある。

また、一部には特殊な意味を持ったアルファベットがつくことがあり、F−15DJやF−4EJ改のJは航空自衛隊仕様の機体であるという意味。
それぞれF−15Dの航空自衛隊仕様、F−4Eの航空自衛隊仕様の改良型という意味である。

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●強引に解釈してみようのコーナー(ここから下は読んでも役に立ちません)

VF−1バルキリー
 機動要塞マクロスに登場した可変戦闘機。戦闘機を表すFと垂直離着陸機を表すVを冠しているので、垂直離着陸可能な戦闘機であると推測できる。Vには要人輸送機という捉え方もあるが、その場合バルキリーのパイロットはVIP待遇ということに…(笑)。蛇足だが、現実世界にはXB−70ヴァルキリーという実験爆撃機があった。しかし、多分…というか全く関係無いだろう。

RX−78ガンダム
 説明する必要も無い、超有名マシン。強引に戦闘機的解釈をしてみると、実験偵察機ということになる。…あんな強い偵察機がいてたまるか(笑)。ちなみに私はモビルスーツには疎いので、これ以上の解説は不能。

RX−7・RX−8
 日本の中堅自動車メーカーMAZDAが生産するロータリーエンジン搭載スポーツカー。また実験偵察機の登場だが、RX−7は皮肉にも、ロータリー戦闘機というあだ名で呼ばれることがある。ちなみにこの車名の正式な由来はRがロータリーエンジン、Xが未来を表すらしい。

C404S
 私の持ってる携帯電話(爆)。どうやら輸送機だったらしい(笑)。

HMX−12型
 ToHeartに登場する来栖川重工製メイドロボ。愛称は「マルチ」。多用途実験ヘリコプターらしい。ヘリコプターはともかく、「多用途実験機」という点ではあってる気がする。開発コンセプトの異なるHMX−13型「セリオ」も作られたが、どちらも人間にしか見えない。

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